ファッキン青春時代

ファッキン青春時代をファッキン思い出しました。

僕は青春時代を鬱屈して過ごしました。不良には内向きと外向きの二種類がいますが僕は典型的な「内向きの不良」でした。不登校にはならなかったものの、キッカケさえあれば引きこもりになってもおかしくない情緒不安定な状態だったと思います。思えば高校の入学式から心を閉ざし、その堅く閉ざされた窓は完全に開けぬまま3年間が過ぎてしまったのです。

真冬の駅のホームで蹲りながら授業をサボったり、寄り道をして午後から授業へ行くことなど日常茶飯事。漠然とうまくいかないことがあると部屋のガラスを割ったりしたこともありました。そういった攻撃的な行動で心のバランスをとっていたのかもしれません。よくあんな状態で卒業できたなという思いもあるけど、それはきっといいスクールメイトに恵まれたからでしょう。

勉強も、部活も、趣味も、恋も、何もない。一言で言えば「真っ白な」高校時代。そのツケを返すことはとても大変で、逃げ出したくなります。でもそんな青春時代があったからこそ今の僕がいる。人間は本当の意味で無駄なことなど何もない。いいことも悪いことも全て自分に返ってくると思うのです。

暗中模索していたファッキン青春時代を取り返すべく、今はすごく前に進んでいます。エネルギーが自分の奥のほうから沸いてくるのが分かります。前の道も少しづつ明るくなってきた。最近はいろんなすごい人と出会ってパワーをもらうのです。説明会出会った介護の鬼番長・貝塚さん。派遣バイトで出会った愛嬌と強さを持った白石さん。ホームヘルパー養成講座の講師で穏やかさの中に力強さを秘めた藤寺さん。もちろん頑張っている周りの友達からもたくさんパワーをもらいます。

あと必要なのはファッキン僕のほんのちょっとのファッキン勇気だ。