Rocker’s Tattoo

今日はお休み。お金がない俺は「タダで新譜が聞き放題」「黄色い」でおなじみのタワレコへブラブラと行きました。「いい音楽はねぇがー」とナマハゲのように店内を練り歩きます。するとタトゥーがばっちり入ったお兄さんが自分の前を通り過ぎました。Tシャツや短パンからさりげなく見えるそのタトゥー。思わず「かっこええなあ」と見とれてしまう俺。当然「いいなあ、入れたいなあ」と思うわけですよ。

その足で本屋へ行き「Rocker's Tatto」という本を見ました。ロッカー達の刺青をグラビアのごとくひたすら載せてあるというこの本。何回も読んでるのだけど、これがまたかっこいい。NOFXファット・マイクのバカっぽいタトゥー。イースタンユース吉野の渋すぎるタトゥー。健さんの愛情が溢れるタトゥー。どれも個性があってかっこいい。当然再び「いいなあ、入れたいなあ」と思うわけですよ。

しかし。似合う人はいいんすよ。いわゆる「不良」と呼ばれるものに縁がない、どころか正反対に生きてきた俺は全く似合う要素がないわけです。残念。無念。とはいえ別に入れてはいけない理由はないのです。昔の人に聞いたら「親に貰った体に傷付けて!」「チャイ!」て怒られそうだけど、自分の体は誰のものでもない、自分の物。生き方は自分の自由だ。

自分のだらしない生き方とか追い求めるものとかちっぽけな信念とか大切にしたいものとかをミクスチャーしてアウトプットしたものを体のどこかにひっそりと彫る。そして隠すw。それが小さな夢です。でも写真みたいな体全体には入れたくないなあ。銭湯とか温泉とか確実に入れないし。

♪BGM Tatoo/Rancid