空と空中線の間

世界なんて終わってしまえばいいと思った夜に、

ハイスピード・スチールに酔った僕はUFOのように揺れてクラッシュ。

アヴァンギャルドな感情とクリエイティヴィティに想いを乗せて、

真っ青な空の下の空中線を上の空で漂う。

頭の中では静寂を切り裂く陽気なメロディが鳴り響き、

一心不乱に雲の隙間でフラダンスをするのだ。

平静を装う僕はこのメロディにつく和音が何のコードなのか知らない。