光の隙間から世界を覗く神様とそれを見上げる僕

漆黒の闇に輝く無数の光。

それは灰色の僕を塗りつぶし、白色の僕に光を灯す。

今にも落ちてきそうなその闇の上をフワフワと漂い、

沈んでは、浮かぶ。浮かんでは、沈む。

幾多の光が闇と世界と時間を切り裂き、

一瞬だけ僕を神様と繋げてくれる。

矢のような光の隙間から世界を覗いた神様は、

僕に微笑んでくれているのだろうか。