REGRET

今日は仕事で後悔することがあった。

 

対象者は、火事で家を追われて、所持金も、持ち物もない女性。

 

市役所から紹介された仮住まいへ送り届けたんだけど、

我ながらお役所仕事のような、へなちょこな仕事をしてしまったのだ。

 

どんな理由であれ、弱者を助けるのがソーシャルワーカーの役目。

 

それを履行できなかったのは、失格以外何者でもない。

 

近くに身寄りのない彼女は、どんなに心細く、

どんなに寒い夜を過ごしているのだろう。

 

そんなことを考えながら、激しく後悔した夜。

時間は戻ってこない。

今後のソーシャルワーカーとしての仕事に活かすしかない。