サーフ ブンガク シズオカ (vol.3)

三日目。本日はあいにくの雨でした。昨日と同じく朝から温泉、豪華な食事を食べて贅沢三昧。気さくな女将さんに送っていただき泊まった観音温泉をあとにする。施設もキレイだし職員もきちんとしてるしおみやげまでくれたし、良い温泉だった!

南伊豆にある下田に向かい彼女推薦の「Sunny Side Coffee Shop」というカフェへ寄る。すぐ近くに海岸があり、晴れてたらきっと景色キレイなんだろーなあ、なんて思いながら念願のみかんスイーツをおいしそうに食べる彼女を恨めしそうに見ます。そう、彼女はどんな天気でも雨を呼びよせてしまうという「アメアメの実」の能力者なのですw。ペリー提督に「今日は雨ですね。寒いですね」と報告してから出発。


東伊豆の城ヶ崎海岸へ。ここは溶岩が固まったであろう断崖絶壁がある海岸。分かりやすく言えば火曜サスペンス劇場の最後のシーンのような場所w。今回の旅でおなじみの山道(ここではピクニカルコースというらしい)をひたすら歩くこと20分、つり橋が見えてきました。下をみたらちびりそうなくらいに高い。下が見れなかった。。。。後から聞いたらばーちゃんも行ったことあるらしく、怖すぎて渡りきれなかったらしい。きっと「城ヶ崎のつり橋は無理だ」という遺伝子を受け継いだんだなw。


その後池田20世紀美術館へ。ここに展示されているのは20世紀に制作されたルノワール、ボナール、ピカソ、レジェ、シャガール、ミロ、ダリ、など有名な画家の絵ばかり。名前を聞いたことあるようなないような・・くらいの美術に疎い俺なのですが絵を見て感じることくらいはできるのです。

完全に貸切状態で一つ一つ作品をじっくりと見れた。彼らの絵を独り(二人?)占めにしして、なんと贅沢!、とご満悦。絵から放たれるオーラというかエネルギーがすごい。超至近距離で見ると筆の使い方なんかも見えてきて、あのピカソがこう書いたんだな、とか想像するとなんか不思議な気分になった。個人的に好きなアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインなどのポップアート画家の作品もあってすごく良かったわー。

それにしても伊豆高原は美術館や博物館だらけ。ネコ博物館、オルゴール博物館、アンモナイト博物館、ろう人形博物館、テディベア博物館・・・・等々マニアックなものから誰が来るんだよというものまでほんとにいろんな博物館が立ち並んでいた。その中でも特に目を引いたのはこれ。

怪しい少年少女博物館」!何の博物館かすらわからんしw!入場料1000円て、池田20世紀美術館より高いよww。ちょっと入りたかったんだけどもう帰る時間だったので無念?の帰宅。帰り道に食べたラーメンが人生でトップ3に入るほどにまずかったというのは内緒ですw。腹が痛かったり迷惑もかけたけどいろいろフォローしてくれた彼女に感謝。いい旅だった。

♪BGM 長谷サンズ/Asian Kung-fu Generation