No Longer Human

久しぶりに小説を読もうと思い、以前に買った太宰治の「人間失格」を読んだ。

深夜のスターバックスに本日のコーヒー一杯で長時間居座る俺。なんという傲慢さ。なんというゴーマニズム。昔のバイト仲間が居ても気にしません読むまでは。店員の(冷たい)視線に怯えつつ、数時間であっと言う間に読み終えてしまった。というか元々本自体短いんだけど。

本に「この主人公は自分だ、と思う人とそうでない人に、日本人は二分される」と書いてあるんだけど、「分かる。分かる。」と妙に共感を覚える内向的な俺。ま、そりゃそーだ。俺の生涯も恥だらけだし。薬物や女に溺れていったり、自殺願望があったりする退廃さがロックンロールで素敵。

読み終えた後の心地よい気持ち悪さがまたなんとも言えず、良い。面白かったー。自伝のような内容なんだけど、これがまた内向的な文章この上ない。自分の人生を深く語ることで逆説的に、自分を欺くな。自分をの心に忠実に生きろ。と生き方を諭してくれている気がする。先生。これから太宰先生と呼びます。

太宰先生・・・・・ロックがしたいです。