名古屋の風に吹かれて

ryoma200x2007-08-11

今日は名古屋に繰り出しました。一日だけシティボーイズの仲間入りしました。田舎ものには土日エコ切符がとても便利です。実際は損をしてても得をしたような気分になる。これは名古屋の七不思議の一つ。

街を歩いているとよくキリスト教の勧誘をされます。僕の顔はそんな救ってほしそうなのでしょうかね。たしかに幸はあまりないですが、今はイエス・キリストアッラーも信じることはできません。ちなみにこれも名古屋の七不思議の一つです。

パルコのタワレコで恒例の試聴機荒らし(注:盗むのではなく片っ端から聴いて回る)をしてから、人生で初めて一人映画を敢行しました。一人ライブの時みたいに寂しくなるかなと思いきや、意外と一人映画人がいてホッとした。

観たのは、原作読んで虜になった「アヒルと鴨のコインロッカー」。原作読んでから映画見たものは大体がっかりさせられる(ex.ラフ)のですが、今回はすごく良かった。特に主演の二人(濱田岳と瑛太)がかなりツボでした。

観終わった後の、あの、まるで映画の主人公になったような感じがいい。自己陶酔以外何ものでもないのは分かっていながらそれにどっぷり浸る僕は、内なる闘志を一段と燃やし、ディランを口ずさみながら帰路につくのでした。名古屋の風に吹かれて。