東京の街に出てきました①

東京の街に出てきました。相変わらずわけのわからないことを言ってます。

高校時代からの友人二人で東京に旅行へ行って来ました。野郎二人きりの旅も気の合う奴なのであまり苦になりません。きっとお互い根も葉も暗いのでしょう。夜中の一時に来るまでお迎えに来てもらい、いざメトロポリストーキョーへ出発。いつも車を出すほうなので車出してもらうのはVIPみたいで気持ちがいい。

この日は雑用で忙しく昼寝ができなかったのでいきなり車内で爆睡してしまいました。友達には申し訳ないですが、タフじゃない僕には睡眠が生命線なのです。気がつくと愛知県をとっくにすぎ、長い静岡県も半分に差し掛かっていました。そこでドライバー交代するも早朝襲い掛かる睡魔を前にあえなく敗退。神奈川県に入ってから再び友達に運転してもらいました。

渋滞のため遅くなってしまったが、昼前くらいに「向ヶ丘遊園」という小田急線の駅の近くに車を停め、同駅からようやく東京へ向かいました。初めての東京電車で緊張気味に乗車しますが、さすがのカオスが渦巻く街・東京。子供がドアに手を挟まれるという事故が目の前で起こりました。他の乗客が助けているのを傍観する僕ら旅行者は半人前でした。

いきなりの洗礼を前に、次は友達が財布をなくすというハプニングが!浮き足立っているところへさらに風船を付けられた気分です。宙に足をバタバタさせながら駅の事務所へ飛んで行き尋ねると、落し物にその財布が届いていました。ほっと胸をなでおろす僕と友人。東京もいい人はいるもんです。捨てたもんじゃない。

ようやく落ち着いて、最初の目的地下北沢のギターロックの聖地・ハイラインレコーズへ向かいます。下北沢の街は行くまではもっとロックな人やライブハウスなんかが多いのかと思ったのですが、そうでもない。ちょっと裏通りのオシャレな街といった感じでした。ロックンローラーだけでなく一般の人々も住んでいるのだから当然といえば当然です。後に行く秋葉原も同じだけど、イメージはあくまでイメージだ。

ハイラインレコーズへ到着。思ったよりこじんまりとしていたけど、中は予想以上に濃い店内。インディーズのデモCDが試聴できるのは吉野家の牛丼並みに安い(値段が)、早い(先取りができて)、美味い(一石二鳥)。6枚2600円購入して聖地巡礼を終える。

下北沢を後にした僕らは次の目的地を新宿にした。到着するも慣れない土地に右も左もわからず、迷っている僕らを優しい地元民が救ってくれた。やっぱり捨てたものじゃない。昼ごはんに日本一と称される「麺屋・武蔵」を食す。結果は残念なものでした。まあ所詮は好みだけど、友達も僕もまた食べたいとは思わず。こんなものがニホンイチとは笑わせるぜ石神。

その後腹ごなしがてら徒歩で新宿アルタへ向かう。想像と違い思ったより普通にオシャレなお店といった感じ。ステレオタイプとは怖いものだ。友達が帽子がほしいというので少しの間探す。その間に写真撮影を済ませた。アルタを撮ったら新宿を制覇した気分になった。ははは田舎者はこれだから困る。

しかしこの街にはもう一つ大きな目玉があった。そう、ザ・歌舞伎町だ。アルタのすぐ裏にあり、夕暮れから

お台場。フジテレビ