黄金の週間・前編 〜富士山〜

ryoma200x2007-05-02

富士山。幾多の芸術家が描き、詠んできた日本一高い山にして、繊細かつ壮大なその佇まい。もはや日本人の「聖地」だろう。

雲が幾重にも重なり姿ははっきり見えず。それでもその存在の大きさは、5感だけじゃなく、心に伝わってくる。

松尾芭蕉が「霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ 面白き」と詠んだように、いいんじゃあないか。見えないから、いいんじゃあないか。

富士山麓にある「白糸の滝」もまた面白き。日本のナイアガラとも呼べる、180度見渡せる壮大なウォーターフォール。しかし「和」の繊細さがそこにはある。