イマジン(有心論)

いわずもがな、音楽て素敵だ。想像してごらん、音楽の無い映画を。想像してごらん、音楽の無いテレビゲームを。夢想家と思われてもいい。みんなそう思ってくれることを願う。

ではどんな音楽に心惹かれるか。僕は洋邦問わずジャンル問わずいろんな音楽を聴くが、共通していると思うのは「心」が篭った音楽が好きだということ。もちろんそれは目に見えるわけではなく、CDに書いてあるわけは無いので、正確には、そう感じた、音楽なのだが。

詩であったり、メロディであったり、演奏であったり、姿勢だったり、そのアーティストから発せられる様々な要素から心を感じる。心の奥底から突き動かされるくらいの衝動。音楽とともに流れる喜怒哀楽の情操。なんてラップを刻みたくなるくらい、心の篭った音楽からインスピレーションを貰っている現状。

最近は上辺だけの人工的に作られた流行音楽が蔓延っているが、それらは音楽の形をした「商業」なのである。自分も若いのでいい曲だとか思ったりはするが、それ以上でも以下でもない。元々音楽とは人工的に作られたものではなく、自然発生的に生まれたものだと思うのだ。黒人から生まれたロックだってそう。

そう考えるとやっぱりそのアーティストから自然に湧き出る「心」の篭った音楽は、素敵、だ。アジカンに激しくそれを感じる僕はまだまだ青いのか。